「新規のお客さんが思うように増えない」「常連さんには愛されているけど、知らない人には見つけてもらえていない気がする」。そんな悩みを抱えている居酒屋の店主の方、多いですよね。
結論から言うと、居酒屋の集客はまず無料でできるネット上の入り口(Googleビジネスプロフィールと口コミ)を整えることから始めます。そのうえでSNS・ポータルサイト・Web広告・オフライン施策を、お店の状況に合わせて積み上げていくのが近道です。
この記事では、専任のマーケ担当がいないお店でも今日から動けるように、優先順位の高い順に集客方法をまとめました。
手数料10%・最低5万円から|広告運用代行、手数料10%。最低5万円から
居酒屋の集客、まず何から始める?
優先順位をつけないと全部中途半端になる
集客というと、SNSも広告もチラシも気になって、全部に手を出したくなりますよね。でも人手も時間も限られているお店ほど、同時に手を広げると全部が中途半端になってしまうんです。
実は、新規のお客さんの多くは「お店に来る前にスマホで検索する」という行動を取ります。だからこそ、検索された時に見える情報(Googleビジネスプロフィール・口コミ・写真)を先に整えるのが、投資対効果の一番高い一手になります。
無料でできることから着手する
広告費をかける前に、無料で直せるところを直しておきましょう。お金をかけた広告が、情報の整っていないお店の入り口に流れ込んでも、もったいないからです。
『広告を出せばすぐお客さんが来るはず』と思う方もいるはずですが、それは半分正解で半分不正解です。広告で呼び込んだお客さんが検索した時に、営業時間が古いままだったり写真が暗かったりすると、せっかくのクリックが無駄になってしまいます。
Googleビジネスプロフィールを整える
居酒屋にとって一番強い無料の集客ツール
「お店の名前+近くの駅名」や「居酒屋 ○○駅」で検索された時に表示される、あの地図付きの情報です。Googleビジネスプロフィールは無料で使えて、しかも来店直前のお客さんに一番見られる場所なんです。
営業時間・定休日・電話番号・座席数・個室の有無・テイクアウト対応など、基本情報に誤りや古い情報が残っていないか、まず確認してみてください。コロナ禍の時短営業の名残で、今も古い営業時間のままになっているお店は意外と多いんです。
写真は「料理」「店内」「外観」の3種類をそろえる
写真は多ければ多いほど良いというわけではなく、お客さんが知りたい3種類をそろえることが大事です。看板メニューの料理、店内の雰囲気(できれば賑わっている時間帯)、夜でも分かる外観の写真、この3つがあれば十分伝わります。
例えばこんな場面を想像してみてください。初めて来る街で、友人との飲み会のお店を検索している人がいます。写真が暗くて何の店か分からないお店と、明るい料理写真が並ぶお店、どちらを選ぶかは一目瞭然ですよね。
投稿機能で「今」を伝える
Googleビジネスプロフィールには、お知らせを投稿できる機能もあります。季節限定メニューや本日のおすすめ、イベント告知などを月に数回でも更新しておきましょう。
更新が止まっているプロフィールは、お客さんから見ると「今も営業しているのかな」という不安につながります。手間はかかりますが、来店前の最後の決め手になることも多い場所なので、優先度は高めに見ておいてください。
口コミを増やす・丁寧に返信する
口コミの数と内容が来店の決め手になる
居酒屋選びで口コミを見る人は多く、評価の数と内容がそのまま来店のハードルを左右します。星の数だけでなく、「個室がある」「大人数OK」「コース料理が良かった」といった具体的な記述が、検索している人の疑問に直接答えてくれるんです。
とはいえ、お客さんに「口コミ書いてください」とお願いするのは気が引ける、という方も多いはずです。会計時に一言添えるだけで十分なので、気負わずに声をかけてみてください。
お願いするタイミングと伝え方
口コミをお願いするタイミングは、お客さんが満足そうにしている瞬間が一番です。「もしよろしければ」と添えて、QRコード付きのミニカードをレジ横やテーブルに置いておくと、頼みやすくなります。
「美味しかったです、また来ます」とお客さんに言われたら、「ありがとうございます、もしよかったら一言だけでも口コミいただけると嬉しいです」と返す。この程度の会話で十分なんです。
低評価の口コミにも必ず返信する
良い口コミだけでなく、低評価の口コミにも返信しておきましょう。ここが大事なところです。返信の内容そのものより、「お店側がちゃんと反応している」という姿勢が、これから検索する別のお客さんに伝わります。
感情的に反論するのではなく、事実の確認とお詫び、改善の方向性を短く伝えるだけで十分です。長文で言い訳を重ねるより、簡潔な返信のほうが好印象になります。
SNS(Instagram・Xなど)での集客
居酒屋はInstagramとの相性が良い
料理の見た目、店内の雰囲気、常連さんとの一体感など、居酒屋はビジュアルで魅力を伝えやすい業種です。Instagramのフィードやストーリーズは、こうした空気感を伝えるのに向いています。
ただ、毎日更新するのは正直大変ですよね。週2〜3回でも構いません。料理写真と、店主や常連さんの様子が分かる写真を交互に出すくらいで十分です。
Xは「今日の予約状況」「本日のおすすめ」の即時発信に向く
Xは画像よりもテキストでの即時性が強い媒体です。「本日○席空いております」「本日の仕入れは○○」といった、その日限りの情報を発信するのに向いています。
近隣で働く会社員が、昼休みや仕事終わり前にスマホで「今日どこ行こうか」と探す場面、実際によくあります。こういう場面でタイムリーな投稿が目に入ると、来店のきっかけになりやすいんです。
当社でも、似た課題に取り組んだことがあります。
当社の事例(受託先(BtoB))
課題:広告の成果が頭打ち
やったこと:LPを改修し、改修前後を統計的に検証
結果:主力キャンペーンのCVRが約4.2%→約9%に(統計的に有意)。CPAはほぼ半減
ネット予約サイト・ポータルの活用
食べログ・ぐるなび・ホットペッパーは「比較検討の場」
Googleで一度お店を知ったお客さんが、最終的に予約前にもう一度チェックするのがこうしたポータルサイトです。ここでの情報の充実度が、予約するかどうかの最後の一押しになります。
無料掲載の範囲でも、写真・メニュー・コース内容・予算感をきちんと埋めておくだけで、見え方は大きく変わります。有料プランへの切り替えは、無料範囲を整えたうえで検討するのが順番です。
有料プランは「繁忙期の数字」を見てから判断する
有料のネット予約プランは、掲載順位が上がったり、ポイント還元などの機能が使えたりしますが、月額費用がかかります。費用に対してどれだけ予約が増えたかを見ないまま続けていると、気づかないうちにコストだけが積み重なってしまうことも。
目安として、まずは繁忙期(忘年会・歓送迎会シーズンなど)だけ試して、その期間の予約数と費用を見比べてから継続判断をするのも一つの方法です。
Web広告で新規のお客さんを増やす
検索広告は「今夜探している人」に届く
「○○駅 居酒屋」「○○駅 個室 飲み会」といったキーワードで検索した人に広告を出せるのが、Google広告やYahoo!広告の検索広告です。来店の意欲が高い人にだけ届けられるのが特徴です。
予算は少額から始められます。1日数百円〜千円程度でも、商圏が狭い居酒屋であれば十分に試す価値があります。まずは小さく始めて、反応を見ながら調整していく進め方がおすすめです。
地図・エリア検索での露出(ローカル検索広告)
Googleマップ上でも広告を出すことができ、地図を見て近くのお店を探している人に直接アプローチできます。「近くの居酒屋」で探す人は来店確度が高いので、商圏が狭い個人店には向いている手法です。
SNS広告(InstagramやXの広告)も、写真の見栄えが良いお店であれば検討の余地があります。ただ、こちらはどちらかというと「お店の存在を知ってもらう」段階向きで、即日の来店には直結しにくい点は覚えておいてください。
Web広告の目安コスト感
媒体ごとの大まかな目安を表にまとめました。数字はあくまで目安なので、実際の反応を見ながら調整していくことになります。
| 施策 | 費用感の目安 | 向いているお店 |
|---|---|---|
| Google検索広告 | 1日500円〜 | 最寄り駅名で検索されやすい立地 |
| ローカル検索広告 | 1日500円〜 | 地図検索での露出を増やしたい店舗 |
| ポータル有料プラン | 月額1万円台〜 | 繁忙期の予約を強化したい店舗 |
| SNS広告 | 1日300円〜 | 写真の見栄えで魅力を出せるお店 |
広告運用代行、手数料10%。最低5万円から
AIで広告運用の作業時間を減らし、その分を手数料に還元します。一般的な相場は広告費の20%前後ですが、当社は10%・最低5万円から承ります。
オフラインでの集客も見直す
近隣オフィス・近隣店舗との関係づくり
ネット集客が主流になった今でも、近隣の会社や店舗との関係は意外と馬力があります。名刺を渡しておく、ランチ利用から夜の利用につなげる、といった地道な動きは今も効果があるんです。
「うちは夜だけの営業だから」と諸要素を絞り込みすぎず、近隣の会社の忘年会・歓送迎会シーズンの案内を少し早めに出しておくだけでも、予約の取りこぼしを防げます。
常連さんへの小さな特典は「紹介」を生む
新規集客ばかりに意識が向きがちですが、常連さんが友人を連れてきてくれる紹介の力も見逃せません。来店回数に応じたちょっとした特典(一品サービス、ドリンク一杯無料など)を用意しておくと、紹介のきっかけになりやすいです。
特典は豪華でなくて大丈夫です。『また来たくなる理由』を小さくでも積み重ねておくことが、結果的に一番コストの低い集客になります。
繁忙期・閑散期に合わせて計画する
忘年会・歓送迎会シーズンは「早めの仕込み」がすべて
居酒屋の繁忙期は12月の忘年会シーズンと3〜4月の歓送迎会シーズンに集中します。この時期は競合店も一斉に集客を強めるので、動き出すのが遅れると予約の取り合いに負けてしまいます。
目安として、繁忙期が始まる1〜2ヶ月前にはGoogleビジネスプロフィールのコース情報・幹事向けのプラン情報を更新し、ポータルサイトの掲載内容も最新にしておきましょう。
閑散期は「新規の掘り出し」に時間を使う
一方、夏場など客足が落ち着く閑散期は、繁忙期にはやりにくい新規集客の種まきに時間を使う好機です。口コミ依頼の声かけや、SNSの投稿頻度を上げるのはこういう時期にこそ向いています。
繁忙期に慌てて動くのではなく、閑散期に仕込んでおいた種が繁忙期に花開く、というイメージで年間のサイクルを組んでおくと、無理のない集客計画になります。
まとめ
居酒屋の集客は、Googleビジネスプロフィールと口コミという無料の土台を整えてから、SNS・ポータル・Web広告・オフライン施策を積み上げていくのが基本の順番です。一度に全部をやろうとせず、お店の状況に合った優先順位で進めてみてください。
Web広告の運用まで手が回らない場合は、運用代行というかたちで部分的にお手伝いすることもできます(手数料10%・月額最低5万円・税別)。まずはご自身でできるところから、一つずつ試してみてください。
広告運用代行、手数料10%。最低5万円から
AIで広告運用の作業時間を減らし、その分を手数料に還元します。一般的な相場は広告費の20%前後ですが、当社は10%・最低5万円から承ります。

コメント