「Claude Codeって名前は聞くけれど、結局何に使えるのか分からない」。そう思ったまま、気になってはいても手を付けていない方も多いはずです。
専任のエンジニアやマーケ担当がいない会社ほど、最初の一歩で足が止まりがちですよね。
結論から言うと、Claude Codeはパソコンの中の作業を日本語で頼めるAIエージェントです。覚えることは思っているより少なくて済みます。
この記事では、インストールの手順から最初の指示の出し方、日々の業務での使い方まで順番に確認していきます。
実務家講師のClaude Code研修|実務で使い倒す講師によるClaude Code実習研修
Claude Codeとは?ターミナルで動くAIエージェントの正体
ChatGPTとは何が違うのか
ChatGPTは、画面のチャット欄に質問を打ち込んで答えをもらうツールですよね。
Claude Codeも会話の形は同じです。ただ大きな違いは、パソコンの中のファイルやフォルダに直接触れることです。
文章を考えてもらうだけでなく、作業そのものを代わりにお願いできます。
- ファイルを新しく作る
- フォルダ名やファイル名を整理する
- 表やデータをまとめる
ChatGPTは「相談相手」、Claude Codeは「手を動かしてくれる担当者」に近いイメージです。
どんな会社に向いているツールなのか
特に向いているのは、広報や資料作成も兼任している数名規模のスタートアップです。
『専任の担当がいないから、結局いつも後回しになる』という作業、どこの会社にも1つはあるはずです。
資料のフォーマット直しや議事録の整理を、そうした定型作業として任せられます。
最終的な確認や判断は人が行う前提ですが、下準備の時間を大きく減らせるのが実感しやすいところです。
Claude Codeの始め方:全体像を先につかんでおく
必要なものは3つだけ
Claude Codeを使うのに必要なのは、パソコンとインターネット環境、そしてAnthropic社のアカウントです。
専用の高性能なパソコンを新たに買う必要はありません。普段使っているノートパソコンで十分です。
利用にはAPIの利用料かサブスクリプションの契約が必要です。料金プランは変わりやすいので、2026年11月時点の目安として考え、最新の金額は公式サイトで確認してください。
導入から活用までの流れ
流れをざっくり言うと、インストール→ログイン→簡単な指示を試す→業務に使う、の4段階です。
最初の2段階は一度やれば終わりです。実質的に悩むのは「どう指示を出すか」の部分だけになります。
ここで全体の流れを表にまとめておきます。
| 段階 | やること | かかる時間の目安 |
|---|---|---|
| 準備 | パソコンの下準備とインストール | 15〜30分程度 |
| ログイン | アカウント連携とAPIキー設定 | 5〜10分程度 |
| お試し | 簡単な作業を1つ頼んでみる | 10分程度 |
| 定着 | 日々の業務で使う場面を増やす | 数週間かけて徐々に |
時間はあくまで目安です。最初の3段階は1時間もかからずに終わる方が多い印象です。
インストール手順を順番に進める
パソコンの下準備
Claude Codeはターミナル(コマンドを打ち込む黒い画面)の上で動くツールです。
見慣れない画面に身構えてしまう方もいますが、使うコマンドはごく少数なので安心してください。
WindowsでもMacでも動きますが、事前にNode.jsという土台のソフトを入れておく必要があります。
Node.jsの公式サイトからインストーラーをダウンロードし、案内に沿って進めるだけで完了します。
Claude Codeを入れるコマンド
Node.jsの準備が終わったら、ターミナルを開いて専用のコマンドを1行打ち込みます。
コマンドの内容は公式サイトの案内ページに載っています。そこからコピーして貼り付ければ大丈夫です。
『コマンドを打つなんて自分にはできない』と感じるかもしれません。ただ実際にやることはコピーと貼り付けだけなんです。
数十秒から数分でインストールが終わります!ターミナル上で「claude」と打てば起動する状態になります。
最初のログインとAPIキーの設定
起動すると、ブラウザでのログインを求められます。
Anthropic社のアカウントでログインすれば、それだけで利用の準備が整います。
法人として契約している場合は、担当者から共有されたAPIキーを設定する場面もあります。
この設定は一度済ませれば、次回以降は特に意識せずに使い始められます。
当社でも、似た課題に取り組んだことがあります。
当社の事例(自社(Web集客事業))
課題:依頼のたびにAIに説明し直していて、品質が人によってばらつく
やったこと:業務ごとの手順書(スキル)を整備し、AIが毎回同じ手順で作業する形に。規約・禁止事項も機械チェックに組み込み
結果:LP制作・広告文・レポートなど社内業務の手順書を数十本整備。同じ品質で繰り返し実行できる状態に
最初の一歩、簡単な作業を頼んでみる
指示の出し方の基本
Claude Codeへの指示は、人に仕事を頼むときの言い方とほとんど変わりません。
「何を」「どういう形で」仕上げてほしいかを、1〜2文で伝えるだけで十分です。
いきなり完璧な指示を書こうとしなくて大丈夫です。
出てきた結果を見ながら「ここをもう少し短く」のように直していけば、自然と伝わる言い方が分かってきます。
実際にやってみる例
たとえば、バラバラに溜まったメモのファイルを整理してほしい、という頼み方ができます。
「このフォルダの中のファイルを、日付ごとのフォルダに分けて」と伝えるだけで、該当するファイルを探して移動してくれます。
文章作成なら「このメモを元に、社内向けの案内文を作って」と頼めば、たたき台を作ってくれます。
最初はこうした小さな作業から試してみてください。思っているよりずっと簡単です!
実務で使い倒す講師によるClaude Code実習研修
自社の業務データを使って手を動かし、研修当日に1本の自動化を作って持ち帰る研修です。受講後は1か月間チャットでも相談できます。
日々の業務でどう使うか、場面別に見る
資料作成や文章づくりを任せる
社内向けの案内文や議事録の整理は、文章にまとめる作業として得意な分野です。
話した内容を書き起こしたメモを渡して「議事録の形に整えて」と頼めば、形式を整えてもらえます。
もちろん社外に出す文章は、最終的に人の目でチェックすることが前提です。
定型作業の自動化を頼む
毎週同じ形式で作っているExcelの集計や、決まったパターンのファイル名変更も向いています。
一度やり方を伝えておけば、次回からは簡単な指示だけで繰り返してもらえるようになります。
『毎月この集計に半日かかっている』というような作業があれば、まず相談してみる価値があります。
社内の調べものや確認作業に使う
社内の資料やファイルの中から、必要な情報を探してもらう使い方もよく使われます。
「このフォルダの中から、先月の請求書だけを集めて」といった頼み方ができます。
使いこなすためのコツと気をつけたいこと
指示はできるだけ具体的に
うまく使えないと感じる方の多くは、指示が抽象的すぎることが原因です。
「いい感じにして」ではなく「見出しを3つに分けて、各200字でまとめて」のように、仕上がりの形を伝えるのがポイントです。
1回で完璧を目指さなくて大丈夫です。出てきた結果を見ながら直していく進め方が、結局いちばん早く仕上がります。
情報の扱いには注意する
顧客情報や取引先の機密情報を扱う作業では、どこまで渡していい情報か社内で確認しておきましょう。
契約プランによってデータの扱いが異なる場合があります。2026年11月時点の案内を参考にしつつ、最新の規約は公式サイトで確認してください。
不安な場合は、まず社外秘ではない作業から試してみるのがおすすめです。
まとめ
Claude Codeは、インストールさえ済ませれば、文章作成や定型作業の多くを日本語の指示だけで任せられるツールです。
専任の担当がいない会社ほど、溜まっている作業を少しずつ渡していくことで、効果を感じやすいはずです。
当社では、こうしたAI導入の支援を1業務10万円〜、継続的なご相談は顧問月5万円〜(税別)で行っています。
何から任せればいいか迷う場合は、まずは小さな作業から、ぜひ試してみてください!
実務で使い倒す講師によるClaude Code実習研修
自社の業務データを使って手を動かし、研修当日に1本の自動化を作って持ち帰る研修です。受講後は1か月間チャットでも相談できます。

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