名刺や封筒、チラシの注文は来るけれど、新規の問い合わせがなかなか増えない。そんな悩みを抱えている印刷会社の代表の方、多いのではないでしょうか。
結論から言うと、印刷業の集客は「ホームページとGoogleビジネスプロフィールの整備」「Web広告での新規流入」「紹介・既存顧客からの横展開」の3本柱で考えると、何から手を付けるべきかがはっきりします。
この記事では、専任のマーケ担当がいない会社でも明日から取り組める、印刷会社の集客の進め方を順番にお伝えします。
手数料10%・最低5万円から|広告運用代行、手数料10%。最低5万円から
印刷会社の集客が伸びにくい理由
「紹介だけで回ってきた」がボトルネックになる
印刷業は昔からのお付き合いで仕事が入ってくることが多い業種です。ただ、紹介に頼る営業スタイルだと、取引先の廃業や担当者の異動で、ある日突然売上が落ちることがあります。
『うちは紹介だけで十分やってきたから』という声もよく聞きますが、新規の窓口を一つ作っておくだけで、売上の振れ幅はかなり小さくなります。
見積もり相談の前に「選ばれていない」ことも
印刷の発注先を探す人は、まずネットで検索して2〜3社に見積もりを依頼することがほとんどです。つまり、見積もりの電話が来る前の段階で、ホームページやGoogleの情報を見て「ここに相談しよう」と決めているんです。
ここで情報が古かったり、対応できる印刷物の範囲が分かりにくかったりすると、比較の土台に乗れないまま終わってしまいます。
まず整えたいホームページとGoogleビジネスプロフィール
対応できる印刷物と地域をはっきり書く
名刺・封筒・チラシ・パンフレット・ポスター・冊子など、対応できる印刷物の種類は意外と伝わっていません。トップページに一覧で載せておくだけで、「これも頼めるんだ」という発注に繋がることがあります。
商圏も明記しておきましょう。印刷業は配送や打ち合わせの都合で地域密着になりやすい業種です。「○○市・○○区の企業様を中心に対応しています」のように書くと、地域名で検索した人にも届きやすくなります。
Googleビジネスプロフィールは営業時間と写真を更新する
「印刷会社 ○○市」のように検索した時に表示される地図の情報、実はきちんと更新されていないケースが多いんです。営業時間や電話番号が古いままだと、せっかくの問い合わせを取りこぼします。
工場や機械、刷り上がった印刷物の写真を数枚載せておくと、どんな仕事をしているかが一目で伝わります。口コミへの返信も、代表の方が一言добавить返すだけで印象が変わります。
見積もりフォームは「急ぎかどうか」を聞く
印刷の発注は「来週のイベントまでに」「今月中に納品してほしい」のように納期が決まっていることが多い業種です。見積もりフォームに希望納期の項目を入れておくだけで、折り返しの優先順位がつけやすくなります。
Web広告で新規の問い合わせを増やす
検索広告はまず「印刷物名+地域」から
Web広告に初めて取り組むなら、Google広告の検索広告がおすすめです。「名刺印刷 ○○市」「チラシ印刷 格安」のように、今まさに発注先を探している人の検索に合わせて広告を出せるからです。
いきなり大きな予算を投じる必要はありません。月数万円からでも、どの検索ワードから問い合わせが来るかが見えてきます。そこから効果の良いワードに予算を寄せていく、という進め方で十分です。
繁忙期の前には配信量を増やす
年賀状シーズン前の11〜12月、決算期前の名刺・封筒需要、入学式や展示会シーズンのポスター・パンフレット需要など、印刷業には繁忙期の波があります。繁忙期の1〜2ヶ月前から広告の配信量を増やしておくと、検討期間の長い大口の見積もり相談を取りやすくなります。
逆に閑散期は配信を絞って、ホームページの改善やSEOなど別の施策に手を回す、という使い分けも有効です。
Web広告の費用感をつかんでおく
いくらから始められるのか、イメージがつかめないという方も多いはずです。目安として、よくある集客施策の費用感を整理しておきます。
| 施策 | 費用の目安 | 向いている会社 |
|---|---|---|
| Googleビジネスプロフィールの整備 | 実質無料(手間のみ) | まず何かやりたい全ての印刷会社 |
| 検索広告(Google/Yahoo) | 月3〜10万円が目安 | 新規の問い合わせをすぐ増やしたい会社 |
| ホームページのリニューアル | 30〜100万円が目安 | 対応範囲や強みが伝わっていない会社 |
| 紹介キャンペーン・既存顧客への横展開 | 数千円〜数万円(粗品代等) | 既存顧客との関係が良好な会社 |
※上記はあくまで目安です。地域や依頼先によって変わるので、複数社から見積もりを取って比較してみてください。
広告運用代行、手数料10%。最低5万円から
AIで広告運用の作業時間を減らし、その分を手数料に還元します。一般的な相場は広告費の20%前後ですが、当社は10%・最低5万円から承ります。
当社でも、似た課題に取り組んだことがあります。
当社の事例(受託先(BtoB))
課題:広告の成果が頭打ち
やったこと:LPを改修し、改修前後を統計的に検証
結果:主力キャンペーンのCVRが約4.2%→約9%に(統計的に有意)。CPAはほぼ半減
SEOとブログ発信で指名検索を増やす
「よくある質問」をそのまま記事にする
見積もり相談の時にお客様からよく聞かれる質問、実はそのままブログのネタになります。「名刺印刷の最短納期はどれくらい?」「チラシの紙の種類はどう選べばいい?」といった質問に答える記事を書いておくと、検索から直接問い合わせが来ることがあるんです。
難しい専門用語を並べる必要はありません。お客様に口頭で説明している内容を、そのまま文章にするくらいで十分です。
実績ページは「業種」で分けて見せる
飲食店向けのメニュー印刷、美容室向けのショップカード、建設会社向けの会社案内など、業種ごとに実績をまとめておくと、同業種の担当者が自分ごととして見てくれやすくなります。写真と一言コメントがあるだけで十分です。
更新は月1〜2本から始める
SEOは広告と違って、効果が出るまでに数ヶ月かかります。毎週更新するような体力が無くても、月1〜2本のペースでも続けていれば、半年後には検索結果に出てくる記事が増えてきます。焦らず続けることが大事です。
紹介・既存顧客からの横展開も見直す
納品時に一言添えるだけで紹介は増える
「もし周りで印刷物にお困りの会社があれば、ぜひご紹介ください」。この一言を納品時やお礼のメールに添えるだけで、紹介のきっかけが生まれることがあります。特別な仕組みを作らなくても、まずはここから始められます。
既存顧客に「他にもこんな印刷物を作れます」と伝える
名刺しか頼んでいない顧客が、実はパンフレットや封筒も別の会社に発注している、というケースは少なくありません。年に1〜2回、取引のある顧客に対応範囲のご案内を送るだけで、横展開の機会が生まれます。
展示会やチラシ配布は目的を絞る
地域の展示会への出展やポスティングも集客の手段になりますが、「誰に届けたいか」を絞らずに広く配ると、反応が薄くなりがちです。狙う業種や地域を決めてから出す方が、同じコストでも手応えが変わってきます。
印刷物を受け取る側の規制にも気を配る
自社の広告表現は景品表示法を意識する
「業界最安」「満足度No.1」のような表現は、根拠がないまま使うと景品表示法に触れる可能性があります。印刷会社自身の広告でも、料金や実績を書く時は言い過ぎていないか一度見直しておくと安心です。
医療・美容系の印刷物を受託する時は一言確認を
医療機関や美容クリニック、健康食品のチラシ・パンフレットを受託する場合、発注元の表現が医療広告ガイドラインや薬機法に触れていないか、気になることがあると思います。断定はできませんが、気になる表現があれば「このままお作りして大丈夫ですか」と発注元に一声かけておくと、後々のトラブルを避けやすくなります。
まとめ
印刷会社の集客は、紹介だけに頼るとどうしても波が出てしまいます。ホームページとGoogleビジネスプロフィールを整え、Web広告で新規の窓口を作り、SEOと紹介営業で足腰を固めていく。この3本柱を少しずつ進めていくことで、繁忙期・閑散期の差を小さくしていけます。
弊社Acquizeでは、Web広告の運用代行(手数料10%・月額最低5万円、税別)を行っています。どこから手を付ければいいか分からない場合は、現状のホームページや広告の状況を見た上でご相談いただくことも可能です。
広告運用代行、手数料10%。最低5万円から
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