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Cursorの使い方とClaude Codeとの使い分け

Cursorの使い方とClaude Codeとの使い分け

「社内にエンジニアは1人だけ」「自分がコードも触っている」。そんな会社で、AIを使ったコーディングツールの話を耳にする機会が増えているのではないでしょうか。

結論から言うと、Cursorは「今使っているエディタの延長として、AIに書かせたり直させたりできるツール」です。導入のハードルは思ったより低く、使い方も数日で慣れます。

この記事では、Cursorの導入手順と基本の使い方、そしてよく比較されるClaude Codeとの違い・使い分け方をご紹介します。

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Cursorって結局何ができるの?

普段使っているエディタと何が違うのか

CursorはVS Codeをベースにしたコードエディタです。見た目や操作感はVS Codeとほぼ同じなので、使ったことがある方なら迷いません。

違うのは、AIが常にそばにいることです。コードの一部を選んで「ここをこう直して」と頼んだり、チャットで「この関数の意味を教えて」と聞いたりできます。

ファイルを開いてAIとチャット画面を切り替える手間がない、というのが一番の強みです。コードを見ながら、その場で質問や修正を頼めるんです。

どんな会社・担当者に向いているツールか

専任のエンジニアがいない会社ほど、実は向いています。簡単な修正やちょっとしたツール作りを、エンジニア以外の担当者でも進められるようになるからです。

「コードは読めるけど書くのは苦手」という方も多いはずです。そういう方が、AIに書いてもらったコードを確認しながら進める、という使い方がしやすいんです。

ただ、コードの意味がまったく分からない状態で使うと、AIが出したコードの良し悪しを判断できません。最低限の読み書きができる方が担当につくのが現実的です。

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Cursorの導入手順を順番に見てみましょう

インストールからプロジェクトを開くまで

公式サイトから自分のOS向けのインストーラーをダウンロードし、実行するだけです。VS Codeを使っていた方は、設定や拡張機能を引き継ぐかどうかを聞かれるので、引き継いでおくと移行がスムーズです。

インストール後にアカウントを作成し、普段作業しているプロジェクトのフォルダを開けば、準備は完了です。既存のプロジェクトをそのまま開けるので、新しい環境をゼロから作り直す必要はありません。

2026年11月時点では、無料プランでも基本機能は試せます。最新の料金や機能は公式サイトで確認しておきましょう。

最初に設定しておきたい3つのこと

1つ目は、使うAIモデルの選択です。精度を重視するか、スピードとコストを重視するかで選ぶモデルが変わります。迷ったら標準の推奨モデルから始めて問題ありません。

2つ目は、社外に出してはいけない情報の扱いです。顧客情報や契約書の内容などをそのままAIに読み込ませないよう、ルールを決めておきます。

3つ目は、.gitignoreや機密ファイルの除外設定です。AIがプロジェクト全体を参照する仕組みなので、見せたくないファイルは最初に除外しておくと安心です。

目次

Cursorの基本的な使い方

Tab補完で書くスピードを上げる

コードを書いていると、次に書きたい行をCursorが予測して薄い文字で提案してくれます。合っていればTabキーを押すだけで確定します。

「この後こう書くんだろうな」と思っていた通りの提案が出ることも多く、入力の手間がかなり減ります。慣れると、単純作業の多くをこの補完だけで済ませられるようになります。

Cmd+K(Ctrl+K)でその場を直してもらう

直したい範囲を選んで、キーボードショートカットを押すと、その場に指示を書ける小さな入力欄が出てきます。「エラーハンドリングを追加して」のように頼むと、その範囲だけが書き換わります。

ファイル全体を見てもらう必要がないので、ちょっとした修正にはこちらが向いています。結果もすぐ目の前に出るので、良ければ採用、違えば取り消す、という判断がしやすいんです。

Chat機能で設計や調査を頼む

画面の横に出せるチャットでは、複数のファイルをまとめて読ませて質問できます。「このシステムのログイン処理はどこにあって、どう動いているか教えて」のような聞き方もできます。

新しい機能をどう作るか、方針から相談したいときはこちらが向いています。コードを書く前に、やり方そのものを一緒に考えてもらえるイメージです。

実際の業務でCursorをどう使っているか

社内ツールや簡単な修正を任せる場面

社内で使う小さな集計ツールや、既存サイトの表示崩れの修正など、「大きな開発ではないけれど誰かの時間を取っている作業」は、Cursorが得意とする範囲です。

依頼する側がコードを全部理解していなくても、動いているものを見ながら「ここをこう変えて」と伝えられれば進められます。

依頼が通る指示の出し方

「いい感じにして」のような頼み方では、思っていたものと違う結果になりやすいです。実は、人に仕事を頼むときと同じで、具体的に伝えるほど精度が上がります。

例えばこんな場面です。「お問い合わせフォームの送信ボタンを、クリック後は押せないようにして、二重送信を防いで」と頼むのと、「送信ボタンを直して」と頼むのでは、出てくる結果が大きく変わります。

ここが大事なところです。何を直したいか、直した後どう動いてほしいかを、1文で具体的に書いておきましょう。

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当社でも、似た課題に取り組んだことがあります。

当社の事例(自社(Web集客事業))

課題:依頼のたびにAIに説明し直していて、品質が人によってばらつく

やったこと:業務ごとの手順書(スキル)を整備し、AIが毎回同じ手順で作業する形に。規約・禁止事項も機械チェックに組み込み

結果:LP制作・広告文・レポートなど社内業務の手順書を数十本整備。同じ品質で繰り返し実行できる状態に

Claude Codeとは何が違うのか

エディタ型とCLI・エージェント型という違い

Cursorはエディタそのものです。一方のClaude Codeは、ターミナル(コマンドを打つ画面)から動かすツールで、画面上でコードを書きながら使うというより、まとまった作業をAIにお願いして進めてもらう形です。

「ここを直して」という指示に加えて、「このファイル一式を調べて、不要なコードを探して報告して」のような、少し範囲の広い依頼もしやすいのが特徴です。

向いている作業の傾向

Cursorは、画面を見ながら細かく確認しつつ進めたいときに向いています。手元で動きを見て、都度判断したい方に合っています。

Claude Codeは、作業の範囲が広く、ある程度まとめて任せたいときに向いています。複数のファイルをまたぐ修正や、調査を伴う作業を一度に頼みたいという方も多いはずです。

どちらが優れているというより、頼みたい作業の大きさで選ぶツールだと考えるとわかりやすいです。

Cursorと Claude Code、どう使い分ければいいか

日常のコーディングはCursor、まとまった作業はClaude Code

目の前の1つのファイルを直したい、補完を使って書くスピードを上げたい、というときはCursorが向いています。画面を見ながら進められるので、慣れていない方でも手触りがつかみやすいんです。

逆に、「このプロジェクト全体を見て、古いライブラリを新しいものに置き換えて」のような、1つの依頼にまとまった作業量が含まれる場合は、Claude Codeのほうが向いています。

両方を併用している会社も少なくありません。ただ、まず1つに絞って慣れるところから始めても十分です。

両方使う場合のコストの目安

料金は変わりやすいので、あくまで目安として見てください。最新の金額は必ず公式サイトで確認しましょう。

ツール料金の目安(2026年11月時点)向いている使い方の例
Cursor(無料プラン)0円使い心地を試す・小規模な修正
Cursor(有料プラン)月額20ドル前後〜日常的なコーディング・補完を多用
Claude Code利用量に応じた従量制が中心まとまった作業・調査を伴う依頼

「結局いくらかかるのか分からない」という方も多いはずです。まずは無料や少額の範囲で1〜2週間試し、実際の使用量を見てから有料プランを検討するのが無難です。

導入するときに気をつけておきたいこと

コードやデータの扱いについて

顧客情報や社外秘の設計資料を含むプロジェクトを丸ごと読み込ませると、意図せず外部に送ってしまうことになります。

ただ、各ツールにはデータの扱いに関する設定があり、学習に使わない設定を選べる場合もあります。導入前に、どの設定になっているかを必ず確認しておきましょう。

誰が使うかを決めておく

人数の少ない会社では、導入したものの結局誰も触らない、ということも起こりがちです。「まずは自分が1週間触ってみる」のように、最初に使う人を1人決めておくと定着しやすいです。

使ってみた感触を社内で共有してから広げる、という順番のほうが、全員にライセンスを配ってから迷うより無駄が少なくて済みます。

まとめ

Cursorは、普段のエディタ感覚でAIに書かせたり直させたりできるツールです。導入はインストールだけで済み、Tab補完・Cmd+K・Chatの3つの使い方を覚えれば、すぐに日常の作業で使えます。

Claude Codeは、もう少しまとまった作業を任せたいときに向いています。目の前の修正はCursor、範囲の広い依頼はClaude Code、と分けて考えると選びやすいはずです。

どちらを選ぶにしても、自社に合った使い方を一緒に設計したいという場合は、AI導入支援として1業務10万円〜、顧問契約なら月5万円〜(税別)でご相談いただけます。

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