屋上防水やベランダの雨漏り修理を扱っているけれど、仕事の大半が紹介や元請けからの下請け頼みになっている。そんな会社、実は多いですよね。
結論から言うと、防水工事は「今すぐ直したい」という検索と相性がよく、リスティング広告で新規の問い合わせを増やしやすい業種です。
この記事では、防水工事会社がリスティング広告をどう始め、どこに注意すればいいかを具体的に解説します。
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紹介頼みの集客に限界を感じたら
紹介・元請け経由だけだと件数が安定しない
工務店やゼネコンからの下請け、昔からのお客さんの紹介。これだけで仕事が回っている間は、広告の必要性を感じにくいものです。
ただ、元請けの受注量が落ちると、下請けの仕事も一緒に減ってしまいます。『来月の現場、埋まっていないな』という状況が年に何度かあるなら、紹介ルート以外の入口を持っておく意味は大きいです。
リスティング広告は、自社で直接お客さんと接点を持てる数少ない手段です。元請けの都合に左右されない仕事を自分でコントロールできるようになります。
繁忙期と閑散期の差が大きい業種特性
防水工事は梅雨前や台風シーズン前に「雨漏りが気になる」という相談が増えやすく、冬場は比較的落ち着く傾向があります。これは地域やお客さんの属性(持ち家か賃貸オーナーか)によっても変わってくるところです。
広告は、この繁閑の波に合わせて配信量を調整できるのが強みです。暇な時期に予算を厚くして問い合わせを前倒しで取る、という使い方もできます。
防水工事とリスティング広告の相性
「今すぐ直したい」人を検索で捕まえられる
雨漏りが起きている人は、悩んでいる時間が長くありません。「雨漏り 修理」「屋上防水 業者」のように検索し、すぐに電話をかけてくる方が多いんです。
こうした「困っていて、今すぐ業者を探している」検索に広告を出せるのがリスティング広告の強さです。SNS広告のように偶然目に入るのを待つ必要がなく、検索した瞬間に自社を見つけてもらえます。
例えばこんな場面です。土曜の夜に天井から水がしみてきて、スマホで「雨漏り 修理 今すぐ」と調べる。そこに広告が出ていれば、休日対応の有無を確認してすぐ電話、という流れが生まれます。
商圏が決まっているから無駄打ちしにくい
防水工事は現地調査や足場が必要になることが多く、対応できるエリアは自然と限られます。リスティング広告は配信地域を市区町村単位で絞れるので、対応できないエリアの問い合わせを減らせます。
「隣の市からも問い合わせが来るけれど、遠くて断ることが多い」という方も多いはずです。エリアを絞っておけば、そもそも対応圏外からの問い合わせ自体が減ります。
リスティング広告の始め方
キーワードの選び方
防水工事の場合、キーワードは大きく2種類に分かれます。「屋上防水」「外壁塗装 防水」のような工事名そのものと、「雨漏り 修理」「ベランダ 水漏れ」のような困りごとを表す言葉です。
困りごと系の言葉のほうが、今すぐ直したい人に当たりやすい傾向があります。エリア名を組み合わせて「○○市 雨漏り 修理」のように作ると、商圏内の検索を拾いやすくなります。
- 工事名系: 屋上防水、外壁防水、ベランダ防水、塗膜防水
- 困りごと系: 雨漏り、水漏れ、ひび割れ、天井 シミ
- 緊急性の言葉: 今すぐ、急いで、休日対応、夜間
広告文と電話番号表示
広告文には、対応エリア・無料調査の有無・電話対応の時間帯を入れておくと、クリックした人が安心して電話をかけやすくなります。「見積り無料」「現地調査無料」は多くの会社が使える訴求です。
スマートフォンで見る人が多い業種なので、広告に電話番号を直接表示できる機能(通話広告表示オプション)も使っておきましょう。ボタンを押すだけで電話がかかる状態にしておくと、フォーム入力を待たずに問い合わせにつながります。
予算の目安
いくらから始めればいいのか、気になる方も多いはずです。目安としては、以下のような規模感になります。あくまで一般的な目安で、実際のクリック単価は地域や競合状況によって変わります。
| 規模 | 月予算の目安 | 想定できること |
|---|---|---|
| 小さく試す | 5万円〜10万円 | 1〜2エリアに絞って反応を見る |
| 標準運用 | 15万円〜30万円 | 複数エリア・複数キーワードで安定稼働 |
| 繁忙期強化 | 30万円以上 | 梅雨前・台風前に配信量を増やす |
最初から大きな予算をかけるより、小さく始めて「どのキーワードから電話が来るか」を確認しながら調整していくのが安全です。当社でも、似た課題に取り組んだことがあります。
当社でも、似た課題に取り組んだことがあります。
当社の事例(自社(Web広告運用))
課題:目標の費用対効果に届かない
やったこと:目標ROASから逆算した獲得単価を広告グループ別に設定し、検索語句を分析して広告文を修正
結果:検索語句の29%が価格・相場を調べる語句と判明し、見出しを差し替え
防水工事ならではの注意点
言い切り表現には気をつける
「絶対直る」「一生漏れない」「永久保証」といった言い切りの表現は、実際には工法や建物の状態によって結果が変わるため、景品表示法上のリスクがあります。実情と違う印象を与える表現は避けておきましょう。
保証年数を書く場合は、何の工法に対して何年の保証なのかを具体的に示すのが安全です。「最長10年保証(工法・条件により異なります)」のように、条件があることを添えておくと誤解を招きにくくなります。
見積り無料の表現も具体的に
「見積り無料」「現地調査無料」はよく使われる訴求ですが、どこまでが無料なのか(診断だけか、簡易な調査まで含むか)を明確にしておくと、後からのトラブルを防げます。
実は、この手の表現のズレが後々のクレームにつながることも。広告文とLPで条件の書き方を揃えておくことをおすすめします。
ランディングページで問い合わせにつなげる
施工実績・事例の見せ方
広告をクリックしてもらっても、着地したページに実績や事例が無いと、不安を感じて離脱されてしまいます。ビフォーアフターの写真や、工事の流れを写真付きで載せておくと信頼につながります。
ただ、個人情報が特定できる実績の出し方は避け、建物の種類や工法といった一般的な情報にとどめておきましょう。
電話とフォームの両方を用意する
「今すぐ電話したい人」と「まずは文字で相談したい人」の両方がいます。LPには電話番号を大きく表示しつつ、フォームでの問い合わせも用意しておきましょう。
フォームの項目は、名前・連絡先・建物の種類・困っている状況の4つ程度に絞ると、入力の途中で離脱されにくくなります。
広告の効果検証と改善
検索語句レポートで無駄クリックを見つける
広告を配信し始めたら、実際にどんな検索語句でクリックされているかを定期的に確認しましょう。工事とは関係のない検索(例えば「防水 自分で」のようなDIY系)からのクリックが多ければ、除外ワードとして追加していきます。
ここが大事なところです。最初から除外語句を先回りで大量に設定するのではなく、実際のデータを見ながら少しずつ絞っていくほうが、取れるはずの問い合わせを取り逃しません。
繁忙期前に予算を増やすタイミング
梅雨入り前や台風シーズン前は、雨漏り関連の検索が増える傾向があります。繁忙期の1〜2ヶ月前から予算を増やし始めると、問い合わせが増えるタイミングに広告が十分出ている状態を作れます。
逆に閑散期は予算を抑えて、繁忙期に向けて配分を調整する。この波に合わせた運用ができるのも、広告の良さです。
リスティング広告の運用代行、手数料10%
Google・Yahoo!・Microsoftの検索広告をまとめて運用し、キーワードと広告文を検索語句のデータで磨き続けます。手数料は広告費の10%です。
まとめ
防水工事は「今すぐ直したい」というニーズが強く、リスティング広告と相性のいい業種です。キーワードは工事名と困りごとの両方を押さえ、広告文とLPで表現の整合性を取っておくことが大切になります。
小さく始めて検索語句レポートを見ながら調整していけば、無駄なクリックを抑えつつ、繁忙期には確度の高い問い合わせを積み重ねていけます。
こうした運用の立ち上げや日々の調整を自社だけで回すのが難しい場合は、Web広告の運用代行(手数料10%・月額最低5万円、税別)という形でサポートすることもできます。まずは今のキーワードや予算感を整理するところから始めてみてください。
リスティング広告の運用代行、手数料10%
Google・Yahoo!・Microsoftの検索広告をまとめて運用し、キーワードと広告文を検索語句のデータで磨き続けます。手数料は広告費の10%です。

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