「ネットショップを作ったのに、検索しても自分のサイトが出てこない」。そう感じている方は多いはずです。SNSや広告には予算を使えても、SEOは何から手をつければいいのか分かりにくいですよね。
結論から言うと、ネットショップのSEOは商品ページの書き方と、ページ同士のつなぎ方を整えるだけで大きく変わります。専任のマーケ担当がいなくても、今日から1つずつ直していける話です。
この記事では、商品ページ・カテゴリページ・コンテンツ・業種特有の注意点まで、優先順位をつけて紹介します。
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ネットショップのSEO、何から手をつければいいんですか?
検索結果に出ない理由はだいたい決まっている
ネットショップが検索に出てこない理由は、実はそう多くありません。商品ページのタイトルが「商品名だけ」になっている、説明文が短い、同じような商品ページが何十枚も並んでいて検索エンジンがどれを出すべきか判断できない。このあたりがほとんどです。
『うちは商品数が少ないから不利なのでは』と思う方もいるかもしれません。ただ、商品数が少ないお店でも、1枚1枚のページをしっかり作り込んで上位に出ているケースはよくあります。枚数より中身なんです。
まず見るべきは「検索タブ」と「商品ページ」
最初にやることは2つだけです。Googleサーチコンソールで、どの言葉で検索されて自分のサイトが表示されているかを見ること。そして、売れている商品のページを開いて、タイトル・説明文・写真の説明がどうなっているか確認することです。
サーチコンソールをまだ使っていないなら、ここが出発点になります。無料で使えて、設定も難しくありません。
[[CASE_PLACEHOLDER_SKIP]]商品ページのタイトルと説明文、何を書けば検索に強くなりますか?
タイトルは「商品名+特徴+対象」の順で
商品ページのタイトルは、検索エンジンが一番重視する場所です。「商品名だけ」で終わらせず、特徴や対象者を足してあげましょう。
例えば「ワンピース」だけのタイトルと、「ワンピース 夏 涼しい 綿100% レディース」のタイトルでは、後者のほうが検索に引っかかる組み合わせが一気に増えます。お客さんが実際に検索する時の言葉を想像して、そのまま並べるイメージです。
説明文は検索した人の疑問に先回りする
説明文(ディスクリプション)は、検索結果に表示される2〜3行の文章です。ここで「サイズ感」「素材」「配送にかかる日数」といった、お客さんが気にしそうな疑問に先回りして答えておくと、クリック率が上がりやすくなります。
実際にこんな会話、心当たりがないでしょうか。「このワンピース、生地が薄そうだけど透けないかな」「送料いくらなんだろう、商品ページ見ても分からない」。こうした疑問を先に消しておくのが、説明文の役割です。
構造化データは難しそうでも入れる価値がある
「構造化データ」と聞くと、エンジニアの仕事に聞こえるかもしれません。ただ、ShopifyやBASE、WordPress+WooCommerceなど主要なネットショップのサービスは、価格・在庫・レビューの星を検索結果に表示する機能をプラグインやテーマで用意していることが多いです。
検索結果に星マークや価格が出ているお店と、出ていないお店、どちらが目を引くかは明らかですよね。使っているサービスの管理画面で「構造化データ」「リッチリザルト」といった項目があるか、一度確認しておきましょう。
カテゴリページと内部リンク、サイトの骨組みをどう作りますか?
カテゴリは検索されている言葉で分ける
カテゴリページは、商品ページへの入口になる大事なページです。「新作」「おすすめ」のような自社の都合で分けるのではなく、お客さんが検索しそうな言葉(「レディース ワンピース 夏」「キッズ 靴 運動会」など)に近い分け方にすると、カテゴリページ自体も検索から見つけてもらいやすくなります。
カテゴリの説明文も1〜2段落で書いておくと、そのカテゴリが何を扱っているかが伝わりやすくなります。空欄のままにしているお店は意外と多いんです。
商品ページ同士をつなぐ「関連商品」の工夫
検索エンジンは、ページ同士がどうつながっているかを見てサイトの重要度を判断します。関連商品・よく一緒に購入される商品のリンクをきちんと貼っておくと、人気の商品ページから新しい商品ページへ評価が流れやすくなります。
リンクが商品ページだけで完結していて、カテゴリやトップページとつながっていない状態は、お店の奥にある商品ほど見つけてもらいにくくなる原因になります。一度サイト全体のリンクのつながりを見直してみてください。
地域のお客さんに見つけてもらうには何をすればいいですか?
実店舗がある場合はGoogleビジネスプロフィールから
ネットショップと実店舗を両方持っている場合、地域名での検索は見落とされがちです。まずはGoogleビジネスプロフィールに店舗情報を登録し、営業時間や取扱商品を最新の状態にしておきましょう。ここが整っていないと、地域名+商品名の検索で地図の候補にすら出てきません。
地域名を入れたページは1つで十分
「地域名のページを何十枚も作ったほうが強いのでは」と考える方もいますが、実店舗が1つしかないなら、地域名を入れたページは基本的に1枚で十分です。中身の薄い地域ページを量産すると、むしろ評価が下がる場合もあります。1枚のページに、その地域のお客さんが気になる情報(アクセス・駐車場・取り扱いブランドなど)をしっかり詰め込むほうが効果的です。
広告運用代行、手数料10%。最低5万円から
AIで広告運用の作業時間を減らし、その分を手数料に還元します。一般的な相場は広告費の20%前後ですが、当社は10%・最低5万円から承ります。
当社でも、似た課題に取り組んだことがあります。
当社の事例(自社(Web広告運用))
課題:1つのLPで多数の地域キーワードを受けたい
やったこと:URLの値で地域名を出し分けるエリア版LPを作成し、地域キーワードと組み合わせ
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商品ページ以外のコンテンツは本当に必要ですか?
購入ガイドや比較記事が「調べている人」を拾う
「まだ買うかどうか決めていないけど調べている」というお客さんは、商品名ではなく「選び方」「サイズの選び方」「お手入れ方法」といった言葉で検索します。こうした言葉を拾うコンテンツを数本持っておくと、商品ページだけでは拾えない検索からの流入が増えます。
当社でも、似た課題に取り組んだことがあります。
更新を続けられる仕組みを先に決める
コンテンツは一度書いて終わりではなく、継続が前提の取り組みです。だからこそ、最初から「月に何本書くか」「誰が書くか」を決めておくことが大事です。兼任の担当者しかいない場合は、月1本からでも構いません。無理のない本数で続けることのほうが、たくさん書いて途中で止まるより結果につながります。
業種特有の注意点はありますか?表現規制とレビューの扱い
景品表示法・薬機法に触れる言い回しに気をつける
化粧品・健康食品・サプリメントなどを扱うネットショップでは、商品ページの説明文に書く言葉そのものが規制の対象になることがあります。「必ず痩せる」「シミが消える」といった効果を断定する表現は、景品表示法や薬機法に触れる可能性があります。
SEOのために言葉を詰め込みたくなる気持ちは分かりますが、断定表現を増やすことは得策ではありません。効能をうたうのではなく、素材・使い方・お客さんの声といった事実ベースの情報を厚くするほうが、規制の面でも検索の評価の面でも安全です。不安な表現があれば、公開前に一度見直す習慣をつけておきましょう。
レビューの見せ方にもルールがある
レビューや口コミは検索にもお客さんの判断にもプラスに働きますが、やらせレビューや一部だけを抜粋した表示は景品表示法上の問題になり得ます。良いレビューだけを選んで載せるのではなく、実際の投稿をそのまま反映する仕組みにしておくと安心です。
SEOと広告、どちらを先にやるべきですか?
SEOは効果が出るまで数ヶ月かかる
ここは正直にお伝えしておきたいところです。SEOは早くても数週間、通常は3〜6ヶ月ほど見ておく必要があります。『今月の売上をすぐ伸ばしたい』という場面では、SEOだけに頼るのは難しいんです。
広告で今すぐの売上、SEOで先の売上をつくる
だからこそ、広告とSEOは競わせるものではなく、役割を分けて併用するのが実用的です。広告で今の売上を確保しながら、SEOで半年後・1年後に広告費をかけなくても来るお客さんを育てていく、という考え方です。
目安として、2つの違いを整理しておきます。
| 項目 | SEO | 広告(検索広告など) |
|---|---|---|
| 効果が出るまで | 目安3〜6ヶ月 | 配信開始後すぐ |
| 継続コスト | 人件費・コンテンツ制作費が中心 | クリックごとの広告費が発生 |
| 向いている場面 | 中長期で広告費を抑えたい時 | 今すぐ売上や在庫を動かしたい時 |
| やめた後 | 効果はある程度残る | 配信を止めると流入も止まる |
どちらか一方だけで乗り切ろうとすると、広告費がかさみ続けたり、成果が出るまで待ちきれなくなったりしがちです。両方を少しずつ並行して進めるのが、結局は無理のない進め方になります。
まとめ
ネットショップのSEOは、商品ページのタイトルと説明文を見直すこと、カテゴリと内部リンクの骨組みを整えること、そして調べている人を拾うコンテンツを少しずつ積み上げること。この3つが土台です。業種によっては表現規制にも気をつける必要があります。
結論から言うと、特別なツールよりも、今あるページを1枚ずつ直していくことのほうが効果に直結します。まずは売れている商品ページから見直してみてください。
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