式場見学の予約が思うように入らない、そんな相談を最近よく受けます。
ブライダルフェアの集客はSNSと紹介に頼りきりで、Web広告には手を出していない式場も多いはずです。結論から言うと、結婚式場の集客はリスティング広告との相性がかなり良いんです。
この記事では、何から手をつければいいのかを順番に説明します。
検索広告3媒体をまとめて運用|リスティング広告の運用代行、手数料10%
結婚式場の問い合わせが伸び悩む背景
検討期間が長く、比較される回数も多い
結婚式場選びは、1件だけ見て決める人がほとんどいません。
3〜5件を見学して比較し、最終的に2件まで絞って本契約、という流れが一般的ですよね。
だからこそ、検討の「最初の候補」に入れてもらえるかどうかが勝負になります。候補に入らなければ、比較のテーブルにすら乗れないわけです。
紹介・口コミだけでは新規層に届かない
式場スタッフの紹介や口コミサイトは、確かに成約率が高いルートです。
ただ、これらは「すでに式場を探している人の中で目立つ」仕組みであって、母数そのものを増やす力は弱いんです。
『今のやり方で十分じゃないか』と思う方もいるかもしれません。ただ、紹介だけに頼ると、紹介元の活動量に問い合わせ数が左右されてしまいます。自分たちで集客の量をコントロールできる手段を、もう一つ持っておく必要があるんです。
なぜリスティング広告が結婚式場に向いているのか
「探している人」にだけ出せる
リスティング広告は、検索したキーワードに応じて表示される仕組みです。
「地域名+結婚式場」や「地域名+ブライダルフェア」で検索する人は、ほぼ間違いなく式場を探しています。興味のない人に表示されて無駄になる、ということがほとんどないんです。
これは、不特定多数に表示されるSNS広告との大きな違いです。
商圏が決まっているからこそ地域を絞って出せる
式場には必ず商圏があります。
車や電車で通える範囲の人にしか来館してもらえませんよね。リスティング広告は配信する地域を細かく指定できるので、商圏外への配信を最初から減らせます。
「隣の県の人にまで広告費を使ってしまっている」という無駄を、仕組みで防げるのは大きなメリットです。
繁忙期に合わせて出稿量を調整できる
結婚式場の検討は、春と秋に動きが活発になる傾向があります。
リスティング広告は日予算を自由に上げ下げできるので、動きが鈍い時期に広告費を使いすぎる心配がありません。この調整のしやすさは、紙媒体や期間固定の広告契約にはない強みです。
結婚式場のキーワード選定で押さえたいポイント
地域名との掛け合わせを軸にする
まず押さえたいのは、「地域名+結婚式場」「地域名+結婚式場 おすすめ」のような掛け合わせです。
地域名は商圏に含まれる市区町村名や、最寄りの駅名まで広げて考えます。「横浜市+結婚式場」だけでなく「みなとみらい+結婚式場」のような粒度まで用意しておくと、検索の網をしっかり張れます。
式場のタイプを表す言葉も拾う
「結婚式場」という言葉だけでなく、式場のタイプを表す言葉も重要です。
ゲストハウス、チャペル、神社婚、少人数婚、ナイトウェディングなど、自分たちの式場の強みに合う言葉を洗い出します。式場によって得意なスタイルは違うはずですよね。そこを言葉にして拾っておくと、相性の良い人に届きやすくなります。
| キーワードの型 | 具体例 | 意図 |
|---|---|---|
| 地域+式場名詞 | 〇〇市 結婚式場 | 場所から探している |
| 地域+比較・検討語 | 〇〇 結婚式場 おすすめ | 複数を比較検討中 |
| スタイル指定 | ゲストハウスウェディング 少人数 | 好みのスタイルが決まっている |
| 行動語 | 〇〇 ブライダルフェア 予約 | 見学まで意欲が高い |
「比較・検討語」は特に反応が良い傾向がある
「おすすめ」「人気」「評判」のような比較・検討の言葉がついたキーワードは、検討が進んでいる人が多い印象です。
例えば「〇〇市 結婚式場 おすすめ」で検索する人は、すでに何件か見た上で、さらに選択肢を増やしたいと考えている段階のはずです。ここに広告を出せると、比較のテーブルに乗る確率が上がります。
リスティング広告の運用代行、手数料10%
Google・Yahoo!・Microsoftの検索広告をまとめて運用し、キーワードと広告文を検索語句のデータで磨き続けます。手数料は広告費の10%です。
来館予約につながる広告文とランディングページの作り方
広告文は「見学で分かること」を具体的に書く
広告文でよくあるのが、「素敵な式場です」のような抽象的な言葉だけで終わってしまうパターンです。
これでは、他の式場との違いが伝わりません。「貸切の庭で挙式」「料理の無料試食つき見学会」のように、見学すると何が体験できるのかを具体的に書きましょう。読んだ人が「行けば何が分かるか」を想像できる広告文にしておくことが大事です。
遷移先のページは「見学予約」までの距離を短くする
広告をクリックしてもらえても、着地先のページが分かりにくいと予約まで進んでもらえません。
式場の雰囲気が伝わる写真、見学で体験できる内容、見学予約フォームへのボタンを、ページの早い段階で見せる構成が基本です。『資料請求だけでいいのに』と思う人もいるので、見学予約と資料請求、両方の入口を用意しておくと取りこぼしが減ります。
フォームの入力項目は最小限にする
見学予約フォームの入力項目が多いと、途中で離脱されてしまいます。
名前・連絡先・希望日時くらいまで削り、式場のタイプや予算感などは電話や当日のヒアリングで聞く、という割り切りも検討してみてください。入力の手間を減らすほど、予約完了までたどり着く人は増えます。
当社でも、似た課題に取り組んだことがあります。
当社の事例(受託先(来店・訪問型サービス))
課題:夜間にも配信すべきか判断できない
やったこと:時間帯ごとの実績と問い合わせデータを突き合わせて分析
結果:20時以降は電話受付外で費用対効果がゼロと判明。8〜19時は時間帯による差なし→配信時間の判断材料に
繁忙期・閑散期を見据えた予算の組み方
検討が動く時期に予算を厚くする
結婚式場の検討は、春の挙式に向けて動く秋冬、秋の挙式に向けて動く春、という2つの山があると言われています。
この時期に合わせて日予算を上げておくと、検討が活発な人をより多く拾えます。逆に動きが鈍い時期は日予算を下げて、無駄な消化を抑えます。
来館予約の単価から広告費の上限を考える
広告費を考える時は、「1件の来館予約にいくらまで出せるか」から逆算するのが分かりやすいです。
成約単価と成約率が分かれば、来館予約1件あたりの許容コストが見えてきます。目安として、ブライダル業界のリスティング広告では来館予約1件あたり数千円〜1万円台前半になることが多いと言われていますが、式場の客単価や成約率によって変わるので、あくまで目安として捉えてください。
| 項目 | 目安 | 補足 |
|---|---|---|
| 月額広告費 | 10万〜30万円程度 | 商圏の広さや競合数で変動 |
| 来館予約1件の単価 | 数千円〜1万円台前半 | 検討が活発な時期は上がりやすい |
| 見直しの頻度 | 月1回 | 繁忙期前は2週間ごとが目安 |
成果が出ている時期に予算を抑えすぎない
「広告費を一定額に固定しておきたい」という考え方も分かります。
ただ、検討が活発な時期に予算を絞ると、取れるはずだった問い合わせを逃してしまいます。繁忙期だけ予算を厚くする、という発想に切り替えてみてください。
結婚式場の広告で気をつけたい表現のルール
「必ず」「絶対」といった断定表現は避ける
結婚式場の広告は景品表示法の対象になります。
「必ず希望の日程で挙式できる」「絶対に満足いただけます」のような断定表現は、実際には保証できないことが多く、優良誤認にあたるおそれがあります。実績や特徴は「例」「目安」と添えて書くようにしましょう。
料金表示はキャンペーンの条件まで正確に書く
「挙式〇〇円から」という表示は、よく見かける一方でトラブルの元にもなりやすい部分です。
「〜から」の料金がどの条件で成立するのか、人数や曜日の条件まで広告文や着地先に明記しておく必要があります。『安く見せたいから条件は省きたい』という気持ちは分かりますが、ここを省くと後からクレームに発展しやすいので、省略しない方が安全です。
比較表現を使う時は根拠を持っておく
「地域No.1」「一番選ばれている」といった比較表現を使う場合は、その根拠となるデータを用意しておく必要があります。
根拠が曖昧なまま使うと、景品表示法上のリスクが高まります。使う前に、何を基準にした比較なのかを一度整理しておきましょう。
運用を自社でやるか、代行会社に頼むか
自社運用が向いているケース
広告の管理画面を見る時間が確保できて、キーワードや広告文を定期的に見直せるなら、自社運用でも十分に成果は出ます。
特に、商圏が狭く出稿するキーワードの数が限られている式場は、運用の手間もそこまで大きくありません。
代行に頼んだ方がいいケース
複数のブランドや複数拠点を展開していて、広告の管理に割ける人手が足りない場合は、代行会社に頼んだ方がスムーズです。
「担当者が兼任で、月1回しか管理画面を見られない」という状態だと、繁忙期の予算調整やキーワードの見直しが後手に回ってしまいます。これは広告費の無駄づかいに直結します。
依頼する時に確認しておきたいこと
代行会社に依頼する時は、来館予約や資料請求などの計測がきちんと設定されているかを必ず確認してください。
計測が無いまま運用を続けると、何が効いているのか分からず、改善のしようがなくなってしまいます。契約前に「どの指標で成果を報告してもらえるか」を聞いておくと安心です。なお、当社では広告運用の代行を手数料10%(月額最低5万円・税別)で行っています。
リスティング広告の運用代行、手数料10%
Google・Yahoo!・Microsoftの検索広告をまとめて運用し、キーワードと広告文を検索語句のデータで磨き続けます。手数料は広告費の10%です。
まとめ
結婚式場の集客は、紹介や口コミだけに頼らず、リスティング広告で「探している人」に直接届ける手段を持っておくと安心です。
地域名との掛け合わせキーワードから始め、広告文とランディングページで見学予約までの距離を短くする、この2点がまず取り組みやすいポイントです。繁忙期に予算を厚くする調整も忘れずに行いましょう。
表現のルールだけ気をつけながら、できるところから少しずつ試してみてください。
リスティング広告の運用代行、手数料10%
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