Google広告を始めてみたいけれど、何から手をつけていいか分からない。そう感じている代表の方は多いはずです。
結論から言うと、Google広告は「誰に売るか」「1件にいくら払えるか」という最初の数字さえ決めてしまえば、専任の担当者がいなくても十分に回せます。
この記事では、アカウント開設から最初の1か月で見るべき数字まで、順番に説明していきます。
検索広告3媒体をまとめて運用|リスティング広告の運用代行、手数料10%
Google広告って、何にお金がかかるの?
クリックされた分だけ課金される、ってどういうこと?
Google広告は、検索結果に広告を出して、クリックされた時だけ費用が発生する仕組みです。
表示されただけでは料金はかかりません。『看板を出すだけでお金がかかるんじゃ…』と心配する方もいますが、「表示だけなら無料ですよ」と伝えると、ほっとされることが多いんです。
1クリックあたりの金額は業種やキーワードによって大きく変わります。数十円のこともあれば、数千円になることもあります。
「リスティング広告」という呼び方、Google広告と同じ?
検索結果に出る広告は、以前から「リスティング広告」と呼ばれてきました。
Google広告の中の「検索広告」が、このリスティング広告にあたります。呼び方が違うだけで、指しているものはほぼ同じなんです。
社内で「リスティングやろう」と言われた時も、まずGoogle広告の検索広告を思い浮かべれば大きくは外れません。
検索広告と他の広告タイプ、何が違う?
Google広告には検索広告のほかに、サイトやアプリに画像で表示するディスプレイ広告、YouTube広告などもあります。
ただ、最初の1本目としては検索広告がおすすめです。「今まさに探している人」に届くので、成果につながりやすいんです。
画像広告は認知を広げる役割が強く、検索広告とは目的が違います。慣れてから検討する形で問題ありません。
始める前に決めておきたい3つのこと
誰に売るか、一文で言えますか?
広告を作る前に、まず「誰に売るか」を一文で言えるか確認してください。
「忙しくて自分で比較する時間がない30〜40代の経営者」のように、できるだけ具体的にするのがポイントです。
ここが曖昧だと、キーワードも広告文もぼやけてしまいます。遠回りに見えますが、実は一番の近道なんです。
1件の成約にいくらまで払える?CPAの上限
次に決めておきたいのが、1件の成約(CPA)にいくらまで払えるかという上限です。
商品やサービスの利益から逆算して、「この金額までなら広告費として出せる」というラインを先に決めておきます。
この数字が無いと、広告が効いているかどうかの判断基準自体が無くなってしまいます。
LPは売り物になっていますか?
広告をクリックした先のページ、いわゆるLPの出来も成果を大きく左右します。
スマホで開いた時に何のページか3秒で分かるか、問い合わせボタンが押しやすい位置にあるか。この2点は最低限チェックしておきましょう。
既存の会社案内ページをそのまま使うケースもありますが、広告専用に1枚用意できると成果は変わってきます。
アカウント開設からキャンペーン作成まで、何をすればいい?
Google広告アカウント、どう作る?
Googleアカウントがあれば、Google広告のサイトから数分でアカウントを作れます。
支払い方法はクレジットカードの登録が一般的です。請求は後払いで、使った分だけ課金される仕組みになっています。
設定時に「エキスパートモード」を選ぶと、この記事で説明する設定項目が最初から見える状態になります。
コンバージョン計測、先にやっておくべき理由
キャンペーンを作る前に、まずコンバージョン(成果)の計測設定を済ませておきます。
問い合わせ完了ページや電話クリックなど、「成果」とみなす行動をあらかじめ決めて、計測タグを入れておくんです。
ここを後回しにすると、配信してからの数字が全部手探りになってしまいます。先に済ませておく方が安心です。
検索キャンペーンの設定、何を選ぶ?
キャンペーンの種類は「検索」、目標は「見込み顧客の獲得」を選びます。
配信エリアは商圏に合わせて都道府県や市区町村まで絞り込めます。全国展開していない会社は、ここを絞るだけでも無駄な費用を減らせます。
言語は日本語、ネットワークは検索パートナーを外しておくと、意図が分かりやすい配信に近づきます。
キーワードと広告文、何から作ればいい?
キーワードは「お客様が入力する言葉」で考える
キーワードは、お客様が実際に検索バーに入力する言葉で考えます。
社内用語や正式名称ではなく、「業種名+地域名」や「サービス名+料金」のような、普段使いの言葉を並べてみてください。
例えば「税理士 相談」と調べる人と「税理士 変更」と調べる人は、状況が違いますよね。どちらに合わせた広告文にするかも、ここで決まってきます。
マッチタイプ、最初はどれを選ぶ?
キーワードには「完全一致」「フレーズ一致」「インテントマッチ」という3つの一致条件があります。
最初は広めに拾えるインテントマッチで配信し、どんな検索語句で表示されているかを後から確認する進め方がやりやすいんです。
思わぬ検索語句で表示されていることも。そこは後ほど説明する検索語句レポートで調整していきます。
広告文は結論から書く
広告文の見出しは、結論から書くのが基本です。「○○地域対応」「初回相談無料」のように、見た瞬間に分かる情報を先に置きます。
『うちの強みって何だろう』と悩んだ時は、スタッフに聞いてみるのも手です。「対応の早さはお客様によく言われます」。そんな一言が、そのまま見出しになることもあるんです。
広告文は1本だけでなく、見出しを数パターン用意しておくと、どれが伸びるか比較できます。
リスティング広告の運用代行、手数料10%
Google・Yahoo!・Microsoftの検索広告をまとめて運用し、キーワードと広告文を検索語句のデータで磨き続けます。手数料は広告費の10%です。
当社でも、似た課題に取り組んだことがあります。
当社の事例(受託先(BtoB))
課題:広告の成果が頭打ち
やったこと:LPを改修し、改修前後を統計的に検証
結果:主力キャンペーンのCVRが約4.2%→約9%に(統計的に有意)。CPAはほぼ半減
予算と入札、最初の1か月はどう決める?
日予算、いくらで始めるべき?
日予算は、CPAの上限から逆算して決めます。
「1件の成約に1万円まで払える、月5件獲得したい」なら、月5万円前後、日予算はその30分の1ほどが目安になります。
最初から大きく張るより、小さく始めて数字を見ながら調整する方が安全です。
入札戦略、最初は手動?自動?
入札戦略は、最初のうちは「クリック数の最大化」など分かりやすいものから始める会社が多いです。
データが貯まってきたら、コンバージョン数を自動で増やそうとする入札戦略に切り替える、という順番がやりやすいんです。
ただ、最低でもコンバージョンが月に数件入ってからの方が、自動入札は精度が上がってきます。
最初の1か月、どんなスケジュール感?
最初の1か月は、だいたい次のような流れで進めることになります。あくまで目安として見てください。
| 週 | やること | 目安 |
|---|---|---|
| 1週目 | アカウント開設・計測設定・キャンペーン作成 | 準備期間 |
| 2週目 | 配信開始・検索語句の確認 | 日予算は小さめに |
| 3週目 | 除外キーワードの調整・広告文の見直し | コンバージョン数件が目安 |
| 4週目 | 入札戦略の見直し検討 | データが貯まってきた頃 |
表の数字はあくまで目安です。業種や商圏によって前後するので、自社の数字が出てきたら都度見直してください。
最初の1か月、何をすればいい?見るべき数字は?
毎日見るべき数字は、実は3つだけ
毎日ログインして全部の数字を見る必要はありません。
見るべきは「クリック数」「費用」「コンバージョン数」の3つだけで十分です!
この3つが分かれば、お金を使った分、成果が出ているかが一目で分かります。
検索語句レポートで、除外キーワードを拾う
配信を始めると、検索語句レポートという画面で、実際にどんな言葉で表示されたかが確認できます。
「求人」「アルバイト」のような、明らかに意図が違う言葉が混ざっていたら、そこだけ除外していきます。
先回りして色々除外する必要はありません。実際に出てきたものだけを見て判断すれば十分です。
広告文とLP、週1回見直す理由
週に1回、広告文の成績とLPの内容を見直す時間を作っておきましょう。
『このままでいいのかな』と感じたら、見出しを1〜2本入れ替えてみる。それだけでも結果が動くことがあります!
1か月経った頃には、どのキーワード・どの広告文が効いているか、だんだん見えてくるはずです。
業種によって気をつけたい広告規制
医療・美容・士業などは表現に注意
医療機関や美容医療、エステ、士業などは、広告の表現に独自のルールがあります。
「必ず治る」「絶対に稼げる」のような言い切りの表現は、医療広告ガイドラインや景品表示法に触れる可能性があるんです。
自社がこうした業種に当たる場合は、広告文を出す前に、該当するガイドラインを一度確認しておくと安心です。
景品表示法・薬機法、どう避ける?
健康食品やサプリメントを扱う場合は、薬機法の観点も必要になります。
効果効能を保証するような表現は避け、「個人の感想です」といった注記が必要になる場合もあります。
判断に迷う表現が出てきたら、配信前に一度、専門家や代理店に確認してから出す方が安全です。
まとめ
Google広告は、ターゲット・CPAの上限・LPの3つを決めてから、アカウント開設、キーワード、広告文という順番で進めれば、専任担当がいなくても始められます。
最初の1か月は、日予算を小さく始めて、クリック数・費用・コンバージョン数の3つだけを週1回見直す。これだけで十分です!
自社で運用する時間が取れない、あるいは判断に迷う部分が多い場合は、運用代行という選択肢もあります。当社では、Web広告の運用代行を手数料10%(月額最低5万円・税別)で行っています。
まずは自社の数字、ターゲットとCPAの上限を決めるところから、始めてみてください。
リスティング広告の運用代行、手数料10%
Google・Yahoo!・Microsoftの検索広告をまとめて運用し、キーワードと広告文を検索語句のデータで磨き続けます。手数料は広告費の10%です。

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